GA4とは?
GA4(Google アナリティクス 4)とは、Googleが無料で提供しているアクセス解析ツール「Google アナリティクス」の現在の版です。 2023年7月に、それまでのユニバーサルアナリティクス(UA)がデータの計測を終え、GA4に切り替わりました。GA4は、ページの閲覧、クリック、スクロール、ファイルのダウンロードなど、ユーザーの行動を「イベント」という単位で計測するのが特徴です。 Webサイトとアプリをまたいだ計測にも対応しています。マーケティングでは、どのチャネルから来た人が問い合わせや資料請求につながったかを把握し、施策の効果を測るために使います。Google広告やSearch Consoleと連携して使うこともできます。
GA4に関する記事・資料
GA4に関連する記事1件・資料1件。
- 2026.09.30PDF資料無料資料KPIツリーを作るKPIをツリーに 分解する5ステップKPIの候補が並んだまま、どれを追うか決まらない。メンバーが自分の仕事と受注のつながりを知らない。そんな悩みに向けた、KPIツリーのテンプレートです。25ページ・5ステップで、KGIからKPIを1つに絞り、PIと担当までを1枚につなぎます。届かない月の打ち手も期初に決めておけるので、チーム全員が同じ1つの数字を追えるようになります。逆算した目標値を写せば、ダウンロードしたその日から取り組めます。資料を見る
- 2026.09.27読了8分記事ツールを活用するGA4の見方|マーケ責任者が見るのは3つの画面だけGA4を開いても何を見ればよいか迷うBtoBのマーケ担当者向けに、経営陣・自分・現場で見る数字の分け方、責任者が毎月見るGA4の3つの画面と見方、最初に設定しておくイベントをまとめて解説します。記事を読む
GA4が必要になる課題
- Webサイトから来た問い合わせや資料請求が、どのチャネル・どのページを経由したものかわからない
- サイトの訪問数は追っていても、リードの獲得にどれだけつながったかを示せない
- Web広告・展示会・メールなど、サイトに人を呼ぶ施策の効果を同じ基準で比べられない
GA4の構成要素
GA4は、ユーザーの行動をすべて「イベント」として記録し、それを集計してレポートにします。押さえておく要素は次のとおりです。
| 要素 | 中身 | マーケティングでの使いどころ |
|---|---|---|
| プロパティ | 計測の設定とデータをまとめる単位。会社のサイトごとに1つ作るのが基本 | 計測するサイトの範囲を決める |
| データストリーム | WebサイトやアプリからGA4にデータを送る経路 | サイトとアプリ、複数のドメインをまとめて計測する |
| イベント | ページの閲覧、スクロール、クリック、ファイルのダウンロード、フォームの送信など、ユーザーの一つひとつの行動 | 資料のダウンロードや動画の再生など、見たい行動を計測する |
| キーイベント | イベントのうち、事業の成果として重要なものに印を付けたもの。2024年3月に「コンバージョン」から名前が変わった | 問い合わせ・資料請求・セミナーの申し込みなど、リードの獲得を計測する |
| ディメンション | データを分ける切り口。チャネル、参照元、ページ、地域、デバイスなど | どのチャネルから来た人が成果につながったかを分けて見る |
| 指標 | 数えた値。ユーザー数、セッション数、エンゲージメント率、キーイベント数など | 施策の効果を数字で比べる |
イベントには、設定しなくても計測されるもの(ページの閲覧、スクロール、外部リンクのクリック、ファイルのダウンロードなど)と、自分で設定するもの(特定のボタンのクリック、フォームの送信完了など)があります。問い合わせや資料請求の完了は、自分で設定してキーイベントにするのが基本です。
画面は、決まった形で数字を見る「レポート」と、切り口と指標を自分で組み合わせて分析する「探索」に分かれます。日々の確認はレポート、ページの通り道やファネルなどの細かい分析は探索で行います。
計算式・判定基準
GA4で施策の効果を見るときに使う主な指標は次のとおりです。
| 指標 | 計算式・定義 | 見方 |
|---|---|---|
| エンゲージメントのあるセッション | 10秒を超えて続いた、2ページ以上閲覧された、キーイベントが発生した、のいずれかを満たすセッション | 中身を読まれた訪問の数。10秒の基準は設定で変えられる |
| エンゲージメント率 | エンゲージメントのあるセッション ÷ セッション | チャネルごとの流入の質を比べる |
| 直帰率 | 1 − エンゲージメント率 | UAの直帰率(1ページだけ見て離れた割合)とは定義が違う |
| キーイベント数 | キーイベントが発生した回数 | 初期設定では発生するたびに数える。セッションに1回だけ数える設定も選べる |
| セッションのキーイベント率 | キーイベントが発生したセッション ÷ セッション | チャネル・ページごとの成果の出やすさを比べる |
BtoBで数字を判断するときは、次の4点に注意します。
- GA4のキーイベント数と、MA・CRMのリード数は一致しない。同じ人の重複した申し込み、同意の設定や広告ブロックで計測されない訪問、社内やテストの送信が含まれるためです。リード数はMA・CRMの数字を正とし、GA4はチャネルやページごとの傾向を見るのに使う
- GA4は商談・受注を計測しない。どのチャネルが受注につながったかは、フォームで流入元を記録し、CRMの商談・受注のデータと突き合わせて見る
- 展示会のQRコードやメールのリンクには、UTMパラメータを付ける。付けないと流入元が正しく分かれず、「Direct」などにまとめられる
- 探索で使う詳しいデータの保持期間は、初期設定で2か月。前年と比べるなら、無料版の上限の14か月に延ばしておく
似た用語との違い
| 用語 | 何をするものか | GA4との違い |
|---|---|---|
| UA(ユニバーサルアナリティクス) | GA4の前の版のGoogle アナリティクス | ページビューとセッションを中心に計測していた。2024年7月にデータを見られなくなり、過去のデータはGA4に引き継がれていない |
| Google Search Console | Google検索での表示回数・クリック数・検索語句と、サイトの登録状況を確かめるツール | サイトに来る前の検索結果を見る。GA4はサイトに来たあとの行動を見る |
| Googleタグマネージャー(GTM) | サイトに計測のタグを設置・管理するツール | 計測の仕組みを入れる道具で、分析はしない。GA4のイベントの設定によく使う |
| MA | 見込み客の情報と行動を、個人・企業ごとに記録するツール | GA4は匿名で集計し、個人を特定しない。MAは誰が何を見たかを記録し、営業への引き渡しに使う |
関連用語
- キーイベント:GA4で事業の成果として計測する行動。BtoBでは問い合わせ・資料請求・セミナーの申し込みに置くことが多い
- UTMパラメータ:URLに付けて、流入元・媒体・キャンペーンを記録する文字列。展示会やメールなどの施策をGA4で分けて見るのに使う
- アトリビューション:成果を、そこに至るまでに接触したチャネルにどう割り振るかの考え方。GA4の初期設定はデータドリブン
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