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MQLとは?

MQL(Marketing Qualified Lead)とは、マーケティング部門が集めたリードのうち、関心や行動の度合いから、営業に引き渡す基準を満たしたと判断したリードのことです。 たとえば、製品の仕様や導入事例のページを何度も見ている、資料を複数ダウンロードしている、企業規模や業種が狙う顧客と合っている、といった条件で判定します。 判定には、属性と行動に点数を付けるスコアリングが使われます。MQLを営業が確認し、商談に進める価値があると認めたものはSQL(Sales Qualified Lead)と呼ばれます。MQLの基準は、マーケティングと営業が一緒に決め、受注までの結果を見ながら見直すことで、引き渡すリードの質がそろいます。

MQLに関する記事・資料

MQLに関連する記事4件・資料2件。

形式

MQLが必要になる課題

  • 営業から「渡されるリードの質が低い」と言われるが、どのリードを渡すべきか、マーケと営業で基準が決まっていない。
  • 展示会や資料ダウンロードで集めたリードを全件営業に渡しており、営業が追いきれずに放置されている。
  • リード数は目標に届いているのに商談が増えず、マーケの成果を経営に説明できない。

構成要素・分類

判定に使う2つの軸

MQLかどうかは、「誰か」を見る属性と、「何をしたか」を見る行動を組み合わせて判定する。片方だけで判定すると、狙う顧客ではない会社の熱心な担当者や、狙う顧客だが関心の薄い相手が混ざる。

軸見ること例
属性狙う顧客に合っているか業種、従業員数、地域、部署・役職
行動検討が進んでいるか製品仕様や導入事例のページを繰り返し見た、資料を複数ダウンロードした、見積もりや技術相談の問い合わせをした

判定の方法

方法内容向いている場面
条件で決める「対象の業種で、見積もり依頼がある」のように、満たす条件を決めるリードの数が少ない、MAを使っていない
スコアリング属性と行動に点数をつけ、合計が決めた点数(閾値)を超えたらMQLにするリードの数が多く、MAで自動で判定したい

スコアリングでは、時間がたった行動の点数を下げることが多い。数か月前の資料ダウンロードと今週の見積もり依頼を同じ点数で扱わないためである。また、問い合わせや見積もり依頼のように、それだけで営業に渡す行動は、点数にかかわらずMQLにする。

計算式・判定基準

指標計算式見ること
MQL化率MQL数 ÷ リード数 × 100(%)集めたリードのうち、基準を満たした割合
MQLからの商談化率商談数 ÷ MQL数 × 100(%)基準が、営業の判断と合っているか
MQL獲得単価施策の費用 ÷ MQL数(円)1件のMQLを得るのにかかった費用

MQL化率が高いのに商談化率が低いときは、基準がゆるい可能性がある。反対にMQL化率が極端に低いときは、基準が厳しすぎて、営業に渡すべきリードを止めている可能性がある。

基準に決まった正解はない。受注した顧客がMQLになったときの属性と行動を振り返って最初の基準を置き、商談化率を見ながら定期的に見直す。基準はマーケだけで決めず、営業と合意したうえで使う。

似た用語との違い

用語MQLとの違い
リード連絡先がわかる見込み客の全体。MQLは、そのうちマーケが決めた基準を満たしたもの
SALMQLを営業が受け取り、対応すると確認した段階。MQLとSQLの間に置く会社もある
SQL営業が課題・予算・決裁者・導入時期などを確かめ、商談として追うと判断したもの。MQLはマーケの基準で判定し、SQLは営業の判断で決まる

関連用語

  • MQLの基準や、営業が連絡するまでの期限をマーケと営業で取り決める、SLA
  • 属性と行動に点数をつけてMQLを判定する、リードスコアリング
  • MQLになる前のリードに情報を届け、検討を進めてもらう、リードナーチャリング
  • 判定と営業への通知を自動で行う仕組みとして、MA
  • リードから受注までの段階を数字でつなぐ、KPIツリー

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