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リードとは?

リードとは、自社の製品やサービスに関心を持ち、連絡先などの情報を得られた見込み客のことです。B2Bでは、資料のダウンロード、問い合わせ、展示会での名刺交換、セミナーへの申し込みなどがリードを得るきっかけになります。 得たリードは、すぐに商談になるとは限りません。関心の度合いや検討の段階に応じて、情報を届けて関係を育てる「リードナーチャリング」、見込みの高さで選別する「リードクオリフィケーション」を経て、営業に引き渡します。リードを集める活動はリードジェネレーションと呼ばれます。リードの数だけでなく、商談や受注につながった割合まで見ることで、施策の良しあしを判断できます。

リードに関する記事・資料

リードに関連する記事5件・資料4件。

形式

リードが必要になる課題

  • 問い合わせや名刺は増えているのに、商談や受注が増えず、どこで止まっているのかがわからない。
  • マーケと営業で「リード」の意味がちがい、営業から「渡されるリードの質が低い」と言われても、何を直せばよいか決められない。
  • 展示会やWeb広告で集めた連絡先が、エクセルや名刺入れに散らばったまま、誰も追いかけていない。
  • 売上目標から必要なリード数を逆算しようとしても、何を1件と数えるかが決まっていない。

構成要素・分類

段階で分ける

リードは、獲得したあと、育成と選別を経て商談・受注に進む。どこまで進んだかで呼び方が変わる。

段階意味1件の数え方の例
リード連絡先がわかる見込み客問い合わせ、資料ダウンロード、展示会の名刺など
MQL(マーケティングが選んだリード)マーケが「営業に渡してよい」と判断したリード業種・従業員数が対象に合い、料金ページを見た、具体的な相談があったなど、営業に渡す条件を満たしたもの
SQL(営業が商談にすると判断したリード)営業が確認し、商談として追うと決めたリード営業が面談し、課題・予算・導入時期を聞けたもの
受注契約に至ったもの契約書または発注書を受け取ったもの

MQLとSQLの間に、営業が受け取りを確認した段階(SAL)を置く会社もある。段階の数より、何を1件と数えるかをマーケと営業で同じにしておくことが大切になる。

獲得した経路で分ける

経路主な手段特徴
Web(インバウンド)問い合わせ、資料ダウンロード、セミナー申し込み相手から来るため関心は高めだが、件数はサイトの集客に左右される
オフライン展示会、セミナー会場、紹介一度に多く集まるが、関心の高さにばらつきがある
自社からの接触(アウトバウンド)電話、メール、手紙、営業の開拓狙った会社に当たれるが、手間がかかる

関心の高さで分ける

関心の高さで、ホットリード(すぐに商談にできる)、ウォームリード(関心はあるが時期が先)、コールドリード(関心が低い、または反応がない)と分けることもある。MA(マーケティングオートメーション)では、行動や属性に点数をつけるスコアリングで、この区分を自動で判定することが多い。

計算式・判定基準

リードに関わる数字は、段階の間の率と、1件あたりの費用で見る。

指標計算式見ること
MQL化率MQL数 ÷ リード数 × 100(%)集めたリードのうち、営業に渡せる条件を満たした割合
商談化率商談数 ÷ MQL数 × 100(%)営業に渡したリードのうち、商談になった割合
リード獲得単価(CPL)施策の費用 ÷ 獲得したリード数(円)1件のリードを得るのにかかった費用

必要なリード数は、マーケ経由で作る売上を平均受注単価で割って受注件数を出し、受注率・商談化率・MQL化率の順に割り戻して求める。率の分母(何を1件と数えるか)が変わると数字の意味も変わるため、計算の前に段階の定義をそろえておく。

MQLの判定基準は、次の2つの軸を組み合わせて決めることが多い。

  • 属性:業種、従業員数、地域、役職など、自社の対象に合っているか
  • 行動:料金ページや事例ページを見た、資料を複数ダウンロードした、相談の問い合わせをしたなど、検討が進んでいるか

似た用語との違い(見込み客・MQL・SQL)

用語リードとの違い
見込み客ほぼ同じ意味で使われる。ただし「見込み客」は連絡先がわからない潜在的な相手まで含めて広く指すことがあり、リードは連絡先を得て、自社が接触できる状態の相手を指すことが多い
MQLリードのうち、マーケが決めた条件を満たし、営業に渡す段階まで進んだもの。リードはその手前の、条件を問わない全体
SQLMQLのうち、営業が確認して商談として追うと判断したもの。サイトや会社によっては「商談」と同じ意味で使う
顧客契約や購入に至った相手。リードは、まだ取引が始まっていない相手

関連用語

リードを扱うときは、次のような考え方も合わせて押さえておくと理解が深まる。

  • リードを集める活動として、リードジェネレーション
  • 集めたリードの関心を高め、検討を進めてもらう活動として、リードナーチャリング
  • 営業に渡すリードを選び分ける活動として、リードクオリフィケーションと、その手段のスコアリング
  • リードの行動を記録し、メール配信やスコアリングを自動で行う仕組みとして、MA
  • リードから商談・受注・取引後までの情報を管理する仕組みとして、CRM・SFA
  • 営業に渡す条件や連絡までの期限を、マーケと営業で取り決めるSLA
  • 段階の間の率を表す、商談化率やCVR
  • リードから受注までの段階をKPIとPIで1枚に示す、KPIツリー

いずれも、集めたリードを受注までつなげるための考え方であり、リードはその出発点にあたる。

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